優しい嘘


「あれだよ!!!あれ!!!」



ん?身長の低い私には…

人だかりの中に何があるのか…

全くわからない……



「なによー?」


「なによって…………あの有名な…
星野 夢斗 くんだよ?」



名前がかっこいい。

私と同じ夢がついてる……。


何故か……まだあったことないのに…

不思議な何かを感じた………。



あっこっちにきた…。



「星野くん?どこにいくの?」

「星野くーん?」

きゃーーー

きゃーーー


女子たちの甘い声が聞こえる。


「夢叶ーこっち向いたよ………」


多花音が飛び跳ねながらそういった…



星野とかゆー男がこちらを向いた。


あっ………





ストライク………………



え……………



あんな綺麗な顔みたことない………。







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