君がダイスキ

「沙江。ありがとね。」
そう私は沙江と向き合って言った。
沙江は満点の笑みを浮かべて
「何言ってんの！当たり前でしょー？うちら親友じゃん！！」
私は泣きそうだったけど、必死にたえた。
沙江の前では出来るだけ笑顔でいたい。
そして、沙江も笑顔でいてほしい。大切な親友だからこそ。