うん、きっとこれが運命ってやつだ。
~ももside~ 体育館裏
やっぱり竹盛君、あの頃と変わってないかもしれない...。
...いや、変わりすぎでしょ!?
性格はともかくとして、外見が!
...だって、竹盛君て太ってたじゃん!?それに、身長高っ!
葵「っせーな!失礼なんだよ!」
も「あれ!?心の声もれてた!?」
葵「もれてたし。」
も「ていうか、本当に竹盛君!?だって、こんなに痩せてなかったし、身長だって。」
葵「はぁ?まぁ、あの頃に比べれば痩せたけど身長はお前がチビなだけだろ!俺は、標準だ!」
いや、標準て...。
も「ていうか私チビじゃないよ!竹盛君が大きいんじゃん!何センチ!?」
葵「190くらい。」
なっ!?私との身長差30センチもあるんですけど!?
だから、首が痛いわけだ。
も「あの頃の竹盛君てぽっちゃりしてて可愛かったよね!」
葵「だから嫌だったんだよ!太ってるとバカにされんだろ!」
も「え~。あの頃のあおちゃん可愛かったのに。」
葵「可愛いとか言うな!あと、あおちゃんやめろ!」
も「竹盛君も篠春高校に入ったんだね!」
葵「俺はアイツらと一緒にすんなよ!ここのバスケ部に入りたくて入学したんだ!お前に会いたかったとかじゃねーから!」
なんか、熱弁された。
も「ツンデレ?」
葵「なっ!?何言ってんだバーカ!殺すぞバカ!」
も「そ、そこまでバカバカ言わなくても。」
葵「っせー!黙れ!」
ーーーーーーー体育館ーーーーーーー
竜「なぁ、あき。竹盛戻ってこねーな。」
あ「あぁ。なんか面白くなってきたな!ははっ!」
竜「ん?」
あ「いや、別に。」