うん、きっとこれが運命ってやつだ。
~ももside~ ももの家
あ「えっと、ももが卒園してからこっちに引っ越してきたじゃん。」
も「うん。で?」
あ「それで......」
お兄ちゃんは、真相を話しだした。
あ「ももが卒園してから、9年経ったある日。俺に電話がかかってきたんだ。」
も「うん。」
あ「その時に、智也達から電話がかかってきて、ももの行く高校教えろ何て言うからさ~。俺いいこと思いついちゃったんだ!」
も「何?」
あ「はっはっは~!それは!智也達こっち連れてきて、ももと付き合っちゃえば?みたいな?」
待って待って、意味分かんない。
も「は?」
あ「妹のためさ!だって、今までで彼氏できたことないだろ?」
正義の味方っぽく言うな~!
も「余計なお世話だよ!」
あ「だって、いくらなんでも一生彼氏いないのは辛いだろ。」
最低最悪な男だ。
も「リ、リア充爆発しろ~~~!」
と言って、自分の部屋にかけこんだ。
あ「あ、っていうか俺も今は彼女いないけど。」