うん、きっとこれが運命ってやつだ。



~ももside~ ももの家



ーー翌日ーー



も「はぁ~。おはよー。お父さん。」



父「おはよう。」



あ「...って俺は?」



も「フン!」



私は昨日のことをまだ怒ってます。



あ「俺、なんかしたっけ?」



も「ムーーーーッ」



あ~。もういいや。



も「ちょっと出かけてくる。行ってきます。お父さん!」



今日は、ついに人生初の合コンなのです!



緊張もあるけど、楽しみです!!



ということで今、合コンで着ていく服を買いにショッピングセンターに来た
わけです。



で、でもカラオケって。



私、そんなに歌上手くないのに。



も「ハァ...。」



葵「あれ?棚咲?」



も「お~!竹盛君!おはよ!」



葵「お、はよ。何してんの。」



も「え?えっと、新しい服を買いに!」



葵「ふ~ん。棚咲もおしゃれするんだ。」



ムカッ



も「どういう意味ですか?」



葵「え、いや。素がかわいいから、おしゃれとかしなくても平気だろ。みたいな?」



今、かわいいって言った!?



も「へっ?い、今なんて?///」



葵「なっ!?ち、ちげえよ!そういう意味じゃないこともないけど!///」



ちょっ!?竹盛君が顔赤くなると、こっちまで赤くなっちゃうよ。



も「//////」



葵「何だよ!その反応!そういう反応するとかマジいじめたくなるんだけど!///」



も「えっ?///」



葵「お前さっき俺に聞き返してきたよな?」



も「へっ!?///」



葵「ちゃんと言ってやるよ!」



と言って、竹盛君は顔を私の耳に近づけてきた。



も「ちょ!?///」



葵「言ってほしいんだろ?」



も「い、いやぁ、別に?///」



葵「嘘ついてんじゃねーよ。お前かわいいんだから、1人で出掛けちゃダメだろ?」



耳元で囁かれちゃいました。



も「...ッ//////」



たらーーーーー



葵「っておい!鼻血出てるし!」



竹盛君は、完全なるドSです///



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