anjel
「幸望ちゃんごめんね?長い事いさせちゃって…」
咲希先輩がしゅんとした顔で言う。
可愛すぎる……!
「いえ!私は全然大丈夫です。
それより、塾大丈夫ですか……?」
「あ!そうだった。」
みっくん先輩は慌てて教室に入ってカバンを取る。
咲希先輩は「まったく…」と言いながら、笑っていた。
なんだか、良い感じの2人。
もしかして、付き合ってるのかな……?
「あのー……。
みっくん先輩と、付き合ってるんですか?」
咲希先輩にそう聞くと、
「ええ!?やめてよー幸望ちゃん!!」
と大声で返事が返ってきた。