anjel
「じゃあ、白か黒団になれるように頑張ってきます!!」
「「「「「よろしく~!」」」」」
敬礼すると、5人とも敬礼で返してくれた。
リーダーがみんないい人で良かった。
私、しっかりしてないから、みんなに迷惑かけると思ってた。
でも、みんなちゃんと私の話聞いてくれたり、
自分の意見を言ったりしてくれる。
だから、いい案が出てくるんだ。
私は心の中で「ありがとう」とつぶやいて、
朱里たちの元へ戻った。
「テーマ決まった?」
興味津々で聞いてくる朱里。
「決まったよ!
あのね……」
それから昼休み終了のチャイムが鳴るまで、学際の話で盛り上がった。