anjel
「俺だって最初は緊張してたし」
「えっ!?」
うそ!
みっくん先輩も……!?
「挨拶の時とかガチガチだったよなー瑞希(笑)」
「本当に大丈夫なのかと思ったしな」
亮二先輩と翔先輩がそう言う。
そうだったんだ………
「でも、いつの間にか緊張しなくなったんだよね」
「どうしてですか?」
「んー………
自分が楽しむようになってからかな」
…どういうこと?
「テーマとか内容とか予算とか……
色んな事してたら、だんだん楽しくなってきて。
もちろん忙しすぎて大変だったよ?
でも、それよりも楽しさの方が上だったな。
そうしたら、いつの間にか緊張しなくなって。」
思い出したように、フワッと笑うみっくん先輩。