anjel







そっか。


そうだったんだ…。


私、みっくん先輩の事、誤解してた。


最初っから完璧な人なんて、いないんだ。


みんな緊張したり、しんどいって思ったりして、


そこから成長していくんだ。


「だから、幸望ちゃんももうすぐ緊張しなくなくなるよ。」


そう言って私の頭をなでる先輩。


私は大きく頷いた。


自分が一番楽しむこと。


これが、大切なんだ。


私が笑顔だったら、みんなもきっと、


笑顔になってくれるはず。


だって私は、みんなに幸せを、笑顔を届ける天使(エンジェル)なんだから!








 
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