anjel








なんだか嬉しくなって微笑むと、


なぜか先輩4人とも赤面になった。


「先輩…?」


「……今のはずるいね、みんな」


「幸望りん無自覚なのが傷だわ…」


「…………」


「翔、一番赤い(笑)」


「……瑞希、うるさい」


「はいはい(笑)」


よく分からないけど、楽しそう。


本当なかいいよね、先輩たち。


「幸望ちゃんさ、そろそろ俺等に敬語使うのやめてほしいな~」


突然そう言ったのは、奏多先輩。


「えぇ!?」


「だって、もうanjel始めて1年じゃん?

 そろそろ呼び捨てか敬語なしがいいなーって思ってたわけ。」


「で、でも…」


先輩なんだし、敬語なしや呼び捨てなんて……


考えられないよ。








 
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