anjel







不思議に思ってると、二階から翔輝がおりてきた。


「あー腹減った」


そう言って席に座る。


「…まだ食べてなかったの?」


私がそう聞くと、翔輝は無視して食べ始めた。


「翔輝ったら、照れちゃって♪」


おばさんがそう言う。


「は?」


「だって、幸望が帰ってこない間、

 ずーっと携帯と睨めっこしてたじゃない♪

 心配してたんでしょ?」






 
 
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