今日からトップ!?
「はっ?ちょ、頼?」
「侑哉くん、話してくれてありがとうっ・・・」
侑哉くんの過去が知れた。
侑哉くんの、悲しみや喜びを知れた。
また一つ、大切な仲間のことを知れた。
「・・・ねぇ、頼?」
「ん?
・・・っ!?」
気づくと私は、侑哉くんにキスをされていた。
え?
キス・・・キス!?
あまり身長差はないはずなのに、侑哉くんが大きく感じる。
私は理解できず、ただただ、立ち尽くしていた。
「秀太郎や竜は、すごい奥手だけどさ・・・
僕は手加減しないからね。」
「手加減?」
「絶対秀太郎にも、竜にも負けないし、頼の好きな奴にも絶対負けない。
だから、覚悟しといてね?」
侑哉くんはそう言って、帰って行った。
まだよく頭が働いていない私を残して。
手加減って何の!?
覚悟って何の覚悟!?
ええっ!?