今日からトップ!?
「ひ、日焼けかなっ?」
侑哉くんを見ると、イタズラっぽく笑っている。
あれ、おかしいな。
一応、年下のハズなんだけど・・・
「ほら、頼、戻らなきゃ!
あいつ待ってるよ?
なに?それとも僕にまたキ・・・」
「うわぁぁぁぁぁ、行きます行きます行きます!!」
私は必死に侑哉くんの口を抑える。
「あーもうっ、
頼、侑哉に近づいちゃ駄目!」
私は秀太郎に引っ張られる。
「頼、お前は隙がありすぎんだから。」
生憎、隙をつくった覚えはない。
私は、三人に再度、尾行をやめるよう念を押してから高島くんのもとへ戻る。
「侑哉、おまえ~っ!!」
「秀太郎も竜も、ボヤボヤしてたらあの男に頼を取られちゃうんだから。
ま、その前に僕が奪うけど?」
「「ダメ、ゼッタイ。」」