今日からトップ!?





私は恐る恐る、後ろを振り向く。




頂上を超えたところに位置するため、私たちの乗るゴンドラの次のゴンドラの中が見えるわけで。




そのゴンドラの中から、こちらを睨む三人の不良。









「ありえないっての・・・」









「俺すっげぇ睨まれてない?」




「き、気のせいだよ、気のせい・・・」



「でも、」






すっごい、いい雰囲気だったのに。




あの三人、ただじゃおかないんだから。






そのまま、微妙な雰囲気のまま、ゴンドラは地上につく。







「高島くん、行こう、あっち行こう!」


「末吉?」


あの三人が降りてくる前に!!








「あぁー、頼じゃん!」




侑哉くんが走り寄ってくる。




ゴンドラの扉開かずに降りれなかったとかいうハプニングあっても良かったのにな。




「侑哉くん・・・」




後ろから秀太郎も竜くんもくる。






「誰、この人たち。」



高島くんは不思議そうに、三人の顔を見る。





「僕はねー、頼の彼・・・」

「あぁぁぁぁぁー、
私の双子の兄の友達!!」




私は今世紀最大のスピードで、侑哉くんの口を抑える。




「そ、そうなんだ・・・」



「ゆ、侑哉くんたちも来てたんだねー?」


秀太郎と竜くんの方を見ると、
思いっきり高島くんを睨んでいる。

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