今日からトップ!?
高島くん、凄い困ってるし。
「秀太郎、竜くん、
目悪いから、こんなに目細めなきゃ、高島くんの顔見えないんだよね!!
睨んでるわけじゃないんだよ!!
目つき悪いだけなの!!」
必死で言い訳する私。
あれ、なんで私、言い訳してんだろう。
「もう、頼、僕を殺す気!?」
侑哉くんが私の腕から抜ける。
「あ、ごめん・・・」
「っ・・・。
秀太郎、竜、行こう?」
侑哉くんは、私の顔を見て驚いた顔して、そしてすぐ罰そうな顔して、秀太郎と竜くんを引っ張って歩いていく。
あれ、私、どんな顔してたんだろう。
「末吉、すげぇいい友達もってるね。」
高島くんがそう言う。
「え、どこが!?」
「楽しそう。」
楽しそう・・・?
あれのどこが!?
「末吉、すげぇ楽しそうだった。」
私が楽しそうだった・・・?
「手強そうなライバルだなぁー。
俺も頑張らなくちゃ。」
高島くんは、去って行く三人の背中を見つめながら、そう呟いた。
ライバル・・・?