今日からトップ!?
はて?
やっと2人・・・?
私の中で、危険信号が激しく点滅している。
2人きり?
侑哉くんは、私を見てニコニコしている。
自分の身は自分で守らなきゃ。
「侑哉くん、私たちもお昼を買いに」
グイっ・・・
突然侑哉くんに腕を引っ張られ、
机の上に押し付けられる。
え?
え?
はて!?
侑哉くんは、私を見下ろしてくる。
いつものニコニコ顔じゃなくて、
なんていうか・・・
危ない顔で?
「侑哉くん、お昼ご飯!!」
「僕お腹すいてないもん。」
私が空いたの!!
侑哉くんの手は私の手首を抑えていて、体は私の体にしっかりと密着していて。
要するに逃げられない。
秀太郎と竜くんはまだ!?
早く帰ってきて!!
「頼、数学もいいけどさ、」
侑哉くんは、私の顔ギリギリまで顔を近づけてきて、耳元で囁く。
「保健の勉強、しよっか。」
十分まにあってます。