今日からトップ!?
「はい、もう一回!」
「侑哉!
・・・・・・くん。」
侑哉くんは、はぁっと溜息をつく。
「もう、僕怒ったからね!!」
「え、ごめんなさっ・・・っ」
え?
ええっ!?
侑哉くんの顔がいきなり近づいてきたと思ったら、そのまま唇を奪われる。
「っんん!?」
抵抗してみるが、やはり侑哉くんは簡単には動かなくて。
やっと離れたかと思うと、またすぐ唇は塞がれる。
何度もそんなキスが続いて・・・
まともに息ができてない私は、徐々に苦しくなってくる。
「ん、・・・」
そんな私に気づいたのか、
侑哉くんは、ゆっくり顔を離した。
すごい満足気な顔で、私を見つめる。
「ゆ、や・・・」
「ほら、言えたじゃん!!」
侑哉くんは嬉しそうに微笑み、私の頭を撫でる。
「真っ赤な頬、潤んだ瞳、少し乱れてる息・・・
全てが僕を誘惑するんだけど。
それ、計算してやってんの?」
いえいえ。
誘惑したつもりはないです。
きっと思い違いです。
ってかそうさせたのは、きっと、
いや、絶対に・・・
侑哉くん。