ヤンキーくんと私

(心Side)


気を失っていたんだった…


今は12時か

そろそろお昼だよね…


みんなが廊下に出るまえに学校出なきゃ



ガラガラッ


少し廊下を歩いていると


足音が聞こえた


ヤバイっとおもって隠れた


すると朔が通った



私は逃げるようにその場を離れようと



走ろうとしたらなんと転けた…



うん…朔に気づかれないわけがない



朔は私に寄って来て



抱きしめた



「私…汚いよ」


「何でそうおもうんだよ…」


私は今までの出来事をすべて話した



「あのさ…

俺心のことまだすきだから…

俺さ屋上で心が爽夜ってやつに

抱きついたの見てたんだ」


「あれはっ!爽夜のおじさんが


亡くなったから悲しかっただろうと


おもって……ごめんなさい」


「そうだったのか…俺もごめんな」


「私もまだ朔のこと好きだよ?」


「もう一回付き合ってくれる?

爽夜ってやつはちゃんと片付けてやる」


「うん…」


< 33 / 40 >

この作品をシェア

pagetop