ヤンキーくんと私


「俺はお前もムカつくけどな…」

と朔が言う


「あぁ…ホントに悪いことしたと

思ってる」


「まぁお前より隣のその女のが


ムカつくけどな…


お前さ心にひどいことしたよな?


謝れよ?謝っても許されることじゃ


ないけどな」


「私は何も悪くない!心が悪いの!


私から爽夜くんを奪うから!


私が心を殴ったからなに?男に


ヤられたからなに?わたしはそれより


苦しい思いしたのよ!」


そう言って怒鳴る琴ちゃん


そうだよね…私が悪いよね


「お前さ…心がどんな思いで


お前のこと思ってたか知らないだろ?


爽夜に付き合ってくれないと自殺する


なんて言われてさ、そりゃ付き合うしか


ないだろ?それをさ謝ろうと思って


お前を呼び出したのに殴られてさ…」


「え…そうなの?」


「そうだよ


でも私は琴を許す気ない


もう帰って!顔も見たくない!!」


すると琴は泣きながらごめんねと言って


帰って行った…



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