悪魔の微笑み




「やめて!!」




反射的にあたしは叫んでいた。

だけど、怖くて怖くて。

正樹君だけでなく、あたしまでやられてしまったらどうしよう。

弱い気持ちで満たされていた。





正樹君を守りたい。

だけど、傷つくのも怖い。



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