悪魔の微笑み
机に座り、輝にしがみつくあたしの視線の先。
そこに彼はいた。
黒い短めの髪に、少し日焼けした健康そうな肌。
知性溢れるその瞳は、こっちを見つめている。
「まさ……ッ!!」
嫌だ、正樹君にこんなところを見られるなんて!!
それなのに、輝は激しくあたしの唇を貪り、あたしのブラウスの下に手を入れる。
そして、あたしの胸の膨らみに手を伸ばす。
いまだかつてない快感があたしを襲い、声が漏れそうになる。
そんなあたしの唇を、輝は唇でしっかりと塞いだ。