悪魔の微笑み





あたしのせいだ。

あたしのせいで、有希が……








「玲!白浜先生!」




すぐ近くで声がした。

その声の主は二度とあたしに話しかけることがないと思っていたのに。

話しかけるとしても、怒りを吐き出すだけだと思っていたのに。

なのに、あたしの罪を責めることもしない。



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