悪魔の微笑み




そんな中……




「お前ら、学校遅れるぞ」




あたしの愛しい声が聞こえた。



胸がドキドキと熱くなり、顔がにやける。

一緒に住むことになったとはいえ、あたしにとっては毎日が緊張の連続だろう。






声のする方を振り返る。

すると……




「えっ!?」




思わず声を呑んでしまった。






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