悪魔の微笑み




そんなあたしを見て、意地悪そうに口元を歪める輝。




「いいねぇ。

その情けねぇ顔。

ソソるねぇ」




一歩また一歩とあたしに近付く。







危険!!



あたしの心の中は警告音を発していて。

本能的に輝に捕まってはいけないと感じる。

何者か分からない。

だけど、輝はあたしにとって脅威に他ならない。





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