悪魔の微笑み




「なんで……」




思わず聞くと、




「有希から聞いた」




そう教えてくれた。





有希……

有希はなんていい友達なのだろう。

ストーカーに狙われるあたしを心配してくれて、正樹君との恋を本気で応援してくれる。

有希みたいな友達がいて、あたしは本当に幸せだ。






「玲。

俺で良かったら力になるよ。



俺で良かったら……」




< 79 / 307 >

この作品をシェア

pagetop