…特別…
出会い…
私が小学六年生の春休み。
もうすぐ中学生という時期の話。
私は友達数人と、駅前のカラオケ店で会計を待っていた。
私たちの前には、まだ中学生であろうとは思っていたけれど髪が金髪で…いわゆるヤンキーの男子、数人が柄悪そうに会計をしていた。
私はまだ真面目で下手に気にして何かあっても嫌だし怖いのであまり見ないようにしていたのだが…
ふと見ると、そのうちの一人がキティーちゃんの財布を持っていた。
私はありのままにただただ可愛いと思いお財布をじっと見ていた。
男子もキティーちゃんを持つんだ…と内心思っていたのだが、ふと顔を上げたら、その持ち主であるヤンキーの男子一人が、私に「何見てる?」と言ってきた。
怖くて困ってしまった私たちは「なんでもないです」と答え、彼たちは帰って行った。
その時、本当に怖くて怖くてたまらなかった。
後にこの出会いが意味のあるものになるなんて、この時はまだ誰も知らなかった。
もうすぐ中学生という時期の話。
私は友達数人と、駅前のカラオケ店で会計を待っていた。
私たちの前には、まだ中学生であろうとは思っていたけれど髪が金髪で…いわゆるヤンキーの男子、数人が柄悪そうに会計をしていた。
私はまだ真面目で下手に気にして何かあっても嫌だし怖いのであまり見ないようにしていたのだが…
ふと見ると、そのうちの一人がキティーちゃんの財布を持っていた。
私はありのままにただただ可愛いと思いお財布をじっと見ていた。
男子もキティーちゃんを持つんだ…と内心思っていたのだが、ふと顔を上げたら、その持ち主であるヤンキーの男子一人が、私に「何見てる?」と言ってきた。
怖くて困ってしまった私たちは「なんでもないです」と答え、彼たちは帰って行った。
その時、本当に怖くて怖くてたまらなかった。
後にこの出会いが意味のあるものになるなんて、この時はまだ誰も知らなかった。