…特別…
再び出会うまで…
私は中学生になり、一年生の二学期までは、真面目に学校に行っていたのだが一年生の三学期からは学校へ行かなくなった。
そして私は自分でもまさかと思うヤンキーを目指してしまっていたのだ。
髪を金髪に染めたり、学校にはまともに行かず、遊びに行く程度で、勿論授業も出なかったし、時間も自由に使っていた。
そして私はある時、二つ上の女の先輩にバイトをしたいから、私に年を誤魔化して一緒に面接に来て欲しいと頼まれた。
私もまだ若かったし、よくわからないまま16歳だと年を偽って、先輩と面接に行った。
面接するなり、どうやらすぐに決まったような話になっていった。
それからというもの、私と先輩はそこの飲食店でバイトをすることになったのであった。
同じくらいの時期に慶太という男の子も一緒に採用されたようで私たちはバイトを始めた。
だいたい私と先輩と慶太はバイトの日にちがほとんど被っていた。
あまり話す機会が無かったのだが
あたしはちょっとヤンキーっぽい慶太が気になっていた。
ちょっと勇気を出して話かけたりして、大分話にも慣れてきた頃の話だ。
彼、慶太は自分は本当は中三だと言ってきた。
私はびっくりして驚いた。
その時私は中二であったから、私も彼に自分は中二であると話をした。
なんだかちょっと素っ気ない彼だったが私は結構好きなタイプで惚れ込んでしまった。
先輩は妊娠を機にバイトを辞めてしまった。
私は中学校へは行かず、慶太もいるバイト先が楽しくて毎日のように仕事をしていた。
朝から晩まで働いた。
慶太と仲良くなって、帰りに話をしたり、一緒に帰ったりとにかく楽しくて仕方ない私であった。
そんな中、ある時慶太も友達を連れて来るから、私にも女友達を連れて来て、飲み会をやろうという話になった。
私はまた楽しみが増えて友達を誘ってその日を待った。
飲み会と言っても中学生な訳で、当時はまだ未成年の飲酒、喫煙が厳しくなかった頃なので、コンビニでお酒を買って慶太の通っている中学校の靴箱にお酒を並べていたのであった。
私たちは女の子二人、慶太たちは男の子三人だった。
一人は勇太といい、
もうひとりは…
どっかで見たことあるような…
でも、人違いだよな…
こんな偶然とかないか…
と思いながらいたのだが、私の記憶に間違えは無かった。
というのは、小学六年生の春休み、中学生に上がる前のこと、カラオケに行った時の会計時に私の前にいたヤンキーのうちの一人。
キティーちゃんの財布を持っていたその一人。
私に「何見てる」と威嚇してきた彼がそこに居たのであった。
私は何故かわからないけど確信していた。
聞いてみようかと思ったけれどまだちょっと聞きずらかったからまた今度聞こうと思っていた。
名前は唐沢レオ。
当時レオは中三で私は一つ下の中二であった。
私の中では再会…
とも思っていたけれど、直で関わるのはその日が始めてだったから
まぁその日は勇太とレオに対して始めまして…的な感じであった。
そして私は自分でもまさかと思うヤンキーを目指してしまっていたのだ。
髪を金髪に染めたり、学校にはまともに行かず、遊びに行く程度で、勿論授業も出なかったし、時間も自由に使っていた。
そして私はある時、二つ上の女の先輩にバイトをしたいから、私に年を誤魔化して一緒に面接に来て欲しいと頼まれた。
私もまだ若かったし、よくわからないまま16歳だと年を偽って、先輩と面接に行った。
面接するなり、どうやらすぐに決まったような話になっていった。
それからというもの、私と先輩はそこの飲食店でバイトをすることになったのであった。
同じくらいの時期に慶太という男の子も一緒に採用されたようで私たちはバイトを始めた。
だいたい私と先輩と慶太はバイトの日にちがほとんど被っていた。
あまり話す機会が無かったのだが
あたしはちょっとヤンキーっぽい慶太が気になっていた。
ちょっと勇気を出して話かけたりして、大分話にも慣れてきた頃の話だ。
彼、慶太は自分は本当は中三だと言ってきた。
私はびっくりして驚いた。
その時私は中二であったから、私も彼に自分は中二であると話をした。
なんだかちょっと素っ気ない彼だったが私は結構好きなタイプで惚れ込んでしまった。
先輩は妊娠を機にバイトを辞めてしまった。
私は中学校へは行かず、慶太もいるバイト先が楽しくて毎日のように仕事をしていた。
朝から晩まで働いた。
慶太と仲良くなって、帰りに話をしたり、一緒に帰ったりとにかく楽しくて仕方ない私であった。
そんな中、ある時慶太も友達を連れて来るから、私にも女友達を連れて来て、飲み会をやろうという話になった。
私はまた楽しみが増えて友達を誘ってその日を待った。
飲み会と言っても中学生な訳で、当時はまだ未成年の飲酒、喫煙が厳しくなかった頃なので、コンビニでお酒を買って慶太の通っている中学校の靴箱にお酒を並べていたのであった。
私たちは女の子二人、慶太たちは男の子三人だった。
一人は勇太といい、
もうひとりは…
どっかで見たことあるような…
でも、人違いだよな…
こんな偶然とかないか…
と思いながらいたのだが、私の記憶に間違えは無かった。
というのは、小学六年生の春休み、中学生に上がる前のこと、カラオケに行った時の会計時に私の前にいたヤンキーのうちの一人。
キティーちゃんの財布を持っていたその一人。
私に「何見てる」と威嚇してきた彼がそこに居たのであった。
私は何故かわからないけど確信していた。
聞いてみようかと思ったけれどまだちょっと聞きずらかったからまた今度聞こうと思っていた。
名前は唐沢レオ。
当時レオは中三で私は一つ下の中二であった。
私の中では再会…
とも思っていたけれど、直で関わるのはその日が始めてだったから
まぁその日は勇太とレオに対して始めまして…的な感じであった。