すれちがい
突然の別れ道
1週間もたたないうちにそのことはおきた。
『あれー最近麗奈と利子仲良いなぁーでも、何かよく分かんないけど私のこと避けているのかな?何かやらかしたっけ?』と思った。そして、次の日。
「ねぇー麗奈一緒に帰ろ?」
「ごめん、今日は用事があるから速く帰らなきゃいけないんだほんとごめん…」
「そっか分かったバイバイ」
「バイバイ」
次の日も次の日も避けられ続けて私は、麗奈に聞いた。
「何で最近一緒に帰ってくれないの?」
麗奈からおもわぬ言葉が返ってきた
「ウザイからにきまってんだろ!こっちくんな!」
「えっ!?何で私なんかした?」
「……」
「あんたなんかもう、友達じゃないから。」
「どうして…」
そして、麗奈と利子は楽しそうに帰っていった。
私は、今の出来事が理解できず、泣く力が入らないくらい落ち込んだ。次の日から、裏で愚痴を言われたり、逃げられたり、横を通っただけなのに、大きな声で悪口を言ってきたり、全く関係の無い人まで巻き込みそんなのが毎日毎日続いた。
私は、一人でポツンとつまらない学校生活を送っていた。
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop