すれちがい
救世主
私は、精神状態を日々送っていたある日。私の机に、一人の女の子が私に話しかけてきた。
「何やってるの？暇だったら一緒にお話ししない？」
聖美と話していると心が癒されて助けられた気持ちになった。
「こんな楽しく話したの久々だなぁー聖美ありがとう」
「そんな大げさだよ(笑)私も奈々と話してみたかったし…」
私は、真剣な顔で「ちょっといい？」
そして、聖美に麗奈と利子に悪口を言われていることを全部話した。聖美も、真剣に聞いてくれた。「奈々、話してくれてありがとう。」
「ううん、こちらこそ聞いてくれてありがとう。少し気持ちが楽になった。」
「でも、奈々は強いよ」
「えっっ？」
「だって、悪口言われてるのに奈々は、麗奈の悪口一言もいわないじゃん！」
「私も、麗奈の悪口を言ったら、仲直り出来なくなっちゃうじゃん」
「奈々は心が広いこと」
「………」
「えっっ？ちょっと奈々大丈夫？」
私は、精一杯の声で
「きよ…み私は…このままじゃやだよ…えぇーん…」
聖美は、「あせらなくてもいいんじゃないかな、少しずつでも」と言い強く抱き締めてくれた。
数分後。
「聖美ありがとう、私、頑張ってみるよ少しの可能性にかけてみるそれでだめだったら、次頑張る！」
「私も応援する頑張って！いつでも相談にのるから。」
「うん！」
私は、心の中で強く決意した。次の日の朝も、相変わらず麗奈グループに散々愚痴を言われても、私は、聞かないフリをした。
『だって、私には、心強い聖美がいるからドーンとかかってこい！』とは思ったが、相手の人数には勝てない…。あぁー神様私は、いったいどうすれば…
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表紙・目次

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