スーパーヒーロー
 深夜放送は日課だった…
 ラジオから流れてくるメロディは少しばかりは癒してくれた。
DJという人、そういった人はヒーローだった。

だから僕は、ラジオパーソナリティのアシスタントのオーディションにはまっていた。


 近くの街にFMラジオのステーションがある。

 そのすぐ近くの公民館でオーディションがある。

 僕は人前はすごく苦手だけど、オーディションの日は、主役を気取っていた。


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