5日間の涙-天国からのエール-
わたしは学校に行った


授業中だったけどわたしが通っていたクラスにいった


でもわたしのクラスだけ話し合いをしていた



クラスのほとんどの人が泣いていた

「みんな悲しいのは一緒だ先生も水谷がクラスから外れていたことは薄々気付いていた
でもなにもしなかった」

水谷とはわたしの名字


「でもあたしたちは水谷さんと仲良くしてあげなかっただからあんな残酷な死にかたしたんだよ…」

佐藤さん泣いてる…


あんな気の強い佐藤さんが…


わたしは踏み切りの棒が閉まらず電車が来ていることは分かっていたが動けなったよりは
動かなかった


「あれ事故じゃなくて自殺行為だろ!!
いくら踏み切りが閉まらなかったとしても少しぐらい動けただろ」


いつも無口な山崎くんが泣きながら怒鳴ってるような声で言っていた




わたしは涙が止まらなかった


わたしのせいでみんなが泣いている来年は受験生なのに大事な授業時間をわたしが奪った



本当にごめんなさい



< 9 / 25 >

この作品をシェア

pagetop