.゚*Milky Way*゚.
「相合い傘もした仲ですし…きっとカップルになる日も近いですわ」

「…っ!もうっ…聖愛ちゃん恥ずかしいよ」

「おほほ」

思わず頬に両手をあてる。
顔が、熱い…。


「月ヶ瀬くんの話をしてるときの夕芽ちゃんは、ほんと可愛いですわ」

「っ…!」

優しく微笑む聖愛ちゃんに、私は何の言葉も返せない。

叶斗くんの話題は…嬉しいし楽しいのだけど、ほんとに照れちゃう。


「でも、夕芽ちゃんが元気で何よりですわ。本当に、体調が回復して安心しました」

「聖愛ちゃん…心配かけてごめんね。ありがとう…」

本当に、ありがとう…。



チャイムが鳴り、私と聖愛ちゃんは教室に戻った。

…と、席に向かう途中、叶斗くんと目が合い、ドキッと胸が弾む。

恥ずかしくて…すぐに目をそらしてしまった。

斜め前の席に座る叶斗くん。
授業中もずっとドキドキしっぱなしで…どうしようもなかった。


本当に大好きすぎて、どうしようもない…。
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