.゚*Milky Way*゚.
南十字星
夜。
私は一人空を見上げていた。
満天の星空。
まるでこの世のものではないような美しさ。
キラキラキラキラ輝いて、その煌めきに目眩がした。
零れ落ちそうな星空に、そっと手を伸ばしてみる。
こんなに近くに感じるのに、目の前にあるのに、何度掴もうとしても、掴めない。届かない。
触れることができないとわかったら、急に哀しくなって涙がぼろぼろ流れた。溢れて止まらない。
星の灯りに涙がキラリと光る。
綺麗だと思った。
哀しいのに、綺麗。
悔しいくらいに…。
綺麗だから、もっと見ていたくなった。だから私は泣いた。泣き続けた。涙が枯れるまで…ずーっと。
涙で滲む瞳で、また空を見上げる。
流れ星が流れた。
青い光の線が、流れた。
あっ…と思った次の瞬間には、もう消えていた。一瞬で、消え去ってしまった…。
また、涙が溢れだす。
涙を流しながら、なぜか私は笑っていた。なぜだかわからない。哀しいのに笑ってる。
私は一人空を見上げていた。
満天の星空。
まるでこの世のものではないような美しさ。
キラキラキラキラ輝いて、その煌めきに目眩がした。
零れ落ちそうな星空に、そっと手を伸ばしてみる。
こんなに近くに感じるのに、目の前にあるのに、何度掴もうとしても、掴めない。届かない。
触れることができないとわかったら、急に哀しくなって涙がぼろぼろ流れた。溢れて止まらない。
星の灯りに涙がキラリと光る。
綺麗だと思った。
哀しいのに、綺麗。
悔しいくらいに…。
綺麗だから、もっと見ていたくなった。だから私は泣いた。泣き続けた。涙が枯れるまで…ずーっと。
涙で滲む瞳で、また空を見上げる。
流れ星が流れた。
青い光の線が、流れた。
あっ…と思った次の瞬間には、もう消えていた。一瞬で、消え去ってしまった…。
また、涙が溢れだす。
涙を流しながら、なぜか私は笑っていた。なぜだかわからない。哀しいのに笑ってる。