ラスト・エンジェル
物心がついたころ、僕は自分の本を出すのが夢だった。

多分、漠然とだけど、自分が生きた証しを残したかったんだと思う。

しおりが亡くなって、この感情を残しておきたくて、この小説を書き始めた。悲しみ、憎しみ、後悔、幸せ、感謝…いろんな感情が入り混じったこの感情。

しおりがチャンスをくれたんだと思う。

人間として成長するチャンスと、小説を書くきっかけを。

しおり、…そうだよね。

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