運命なのか、奇跡なのか。


「そーだなー。好きなひとにもらえるならなんでも嬉しいとおもうけど。」


「そんなこと言わずにさー」



「んー、それなら、岸田海人デザインの指輪にしたら?最近はまってるみたいだし。」




「おー。さすが、双子!ありがとなっ」



ハニカミながら笑う兼。



「ほんと、大好きなんだね、桃花のこと。」



なんて、いってみると、



たりめだろっと


真っ赤にした顔で満面の笑みをうかべる、兼。



ズキッ
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