運命なのか、奇跡なのか。

玲哉を育てるためには別れた方がいいかもしれない。



でも、玲哉と同じくらい那月も好きなんだ。



そんな時、お母さんからこんな話を聞いた。


お母さんが玲哉を預かってくれるって。


もちろん、最初は渡せませんって断った。


けど、

「大丈夫。あなたたちが借金を返せたら玲哉くんは戻ってくるから。そんな状態で育てるなんて無理なんだから、しっかり返して迎に来なさい。」


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