運命なのか、奇跡なのか。

拓斗は、私を離し、


「帰ろっか。」


そう言って、私の手を引いてくれた。



家に帰ると、玄関には桃花と、玲也…おにいちゃんの靴が。


帰ってきたんだ。


よかった…。
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