運命なのか、奇跡なのか。
「美優のとこでバイトしたい!」
「あぁ、いいよ。」
…、まじで?
いや、簡単すぎでしょ。
もっと、親に相談して…とかないのかー?
「あぁ、親が花梨を誘ってこいって何度も言われてたから。」
あ、そうなの?
それはありがたいけど。
「ってゆうか、美優の家ってなんの店だっけ?」
「は!?あんた、それも知らずに来たのか。レストランだよ。」
「あ、まじ?超ナイスじゃん!」
美優は、はぁ、とため息をついて
店の裏方に案内してくれた。
そして、
「きゃぁぁ!かりんちゃーーーん!!」
うぉ、美優ママ、迫力やばっ!