運命なのか、奇跡なのか。


少し静かになったとき、キョロキョロしたら、


目に入ったのは信号の反対側にあるクレープ屋。


「…ね、クレープ食べない?」


私が拓斗に聞くと、


食べたい。と言って立ち上がった。


そして、二人で信号を待つ、



青になって渡り始めたとき、


< 681 / 795 >

この作品をシェア

pagetop