運命なのか、奇跡なのか。


花梨が立ち去ろうとした。


俺は、思わず止めてしまった。


どうしても、話していたかったから。


花梨は話が詰まったからか、クレープを食べたいと言ってきた。



これは、デートみたいだな…


嬉しすぎる。



でも俺は忘れてたんだ、

いつでも監視下に置かれてるって。


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