Milky Way~壁の乗り越えかた~
「松澤先生まで……じゃあ、そろそろ教室に戻るね」
恥ずかしいのか、怜央はそそくさと職員室を出ていった。
顔を赤らめた姿も可愛い。
って、いかん、いかん。シスコンも甚だしい。
怜央が行ってから、わたしは松澤先生と一緒にお昼を食べた。
「怜央さんの手作りですか?」
「はい。わたしはお弁当を作るのが苦手なので購買で済ませるつもりだったんですが、妹が内緒で作ってたみたいで」
「優しい妹さんですね?」
「ええ、自慢の妹です。だから、変な虫が付かないか今から心配で……」
それから2人とも耐えかねたように笑いだし、楽しく昼休みを過ごせた。
恥ずかしいのか、怜央はそそくさと職員室を出ていった。
顔を赤らめた姿も可愛い。
って、いかん、いかん。シスコンも甚だしい。
怜央が行ってから、わたしは松澤先生と一緒にお昼を食べた。
「怜央さんの手作りですか?」
「はい。わたしはお弁当を作るのが苦手なので購買で済ませるつもりだったんですが、妹が内緒で作ってたみたいで」
「優しい妹さんですね?」
「ええ、自慢の妹です。だから、変な虫が付かないか今から心配で……」
それから2人とも耐えかねたように笑いだし、楽しく昼休みを過ごせた。