あたし様史上最高の奴等

「……考える。」

「あぁ…。」

そう言って建は笑った。

あたしは寺田への罪悪感と自分がどうしたらいいか分からなくて

すぐに答えを出せなかった。

でも素直に告られて嬉しかった。

こんなにイケメンな人があたしに告るなんて

何かの罰ゲームかなにかとしか思えないってのが1番。

それから建はあたしとお菓子を置いてバイクで走り去った。

あたしは複雑な気分で家に入った。
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