あたし様史上最高の奴等

「あ…。」

俺は小さくそう呟いた。

俺の予想したのは優佳で予想は的中した。

優佳は俺に気づかず女達と部屋に向かって行った。

「声かけに行きゃいーじゃん。」

三室が普通に言うもんだからほっぺをつねってやった。

俺ビビってんだな。

声かけたら振られるんじゃないかって勝手に思ってやがる。

だせえ…。

この俺がここまで思う奴に出会えたことの方がビビるけど。
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