あたし様史上最高の奴等

でもどっかで聞いた事のあるような声の女だった。

「大丈夫だ。ありがとう。」

「えっ!?」

「はっ!?」

そう言って月明かりで女の顔が見えた。

「ゆう…か…。」

「建?」

優佳からは俺の顔が良く見えないみたいだ。

「あぁ。」

「うそ。大丈夫?じゃないよね。てか皆なんで?どうしたの?三室先輩も!」

優佳は血を流してるのにビックリして絆創膏と消毒液をカバンから取り出した。

普通入ってるもんなのか?
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