あたし様史上最高の奴等

アジトに着いて部屋に入ると思った通り手当ての道具が一式揃えてあった。

しかも大量に。

弱かったけど数はすごかったからな…。

自分たちでも自覚してたのか。

「おーい。優佳が手当てしてくれっから順番にやってもらえ!よろしくな。」

「あのさ、今更なんだけど手当てってどうやるの?」

「ぶは!はら…はらいてーから…笑わせんな!」

マジで腹いてえ。笑いたくねえ。

「適当でいーから。誰も文句言わねえし。ホント笑わせんな。」

笑い止まんねー。

さっきの威勢の良さはどこにいったんだよ!
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