あたし様史上最高の奴等
親父と飲みながら今日あったことを
話した。
「お前が中学生を好きになるなんてな~。連れて来いよ?」
笑ってっけど
恋じゃないと思う。
「それはねえな!俺本命作んねえし」
「ふ~ん。素直になれよ。」
「充分素直だろ…。」
「はいはい。そろそろ寝るぞ。」
親父はそう言って寝室に消えた。
恋じゃない。
そもそも恋ってのを知らねえ。
その辺の女とは違うから、面白いから。
ただそれだけだ。