黒龍





すると、

「…お前、
 誰だって聞いてんだろうがあっ!!」



すごい勢いで
こちらに走ってくる駿。


拳が向かってくるが
直前で避ける。



避けられたのが
気に食わなかったのか
何度も何度も
同じように拳を向ける駿。



それをすべて避ける。



…が、

駿の顔を見たとき………



あたしは
思い切り駿の頬を殴った。



勢いよく後ろにある壁に
ぶつかる。




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