黒龍

遥side






-遥side-




「副総長、
 お前も同じだ。



 もっと…


 総長を信じろ」




そう言われたとき、

思わずビクッと
反応してしまった。




この男の強さと殺気で
足は震えていた。

急に話しかけられたから。



だからビクッと
してしまった訳じゃなく、


初めて会ったこの男が

俺の心を
見透かしているようだったから。





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