黒龍





「さみいー…」


はあーっと息で
手を温める。



まだ11月になったばかりなのに
真冬の寒さだ。






キーコー… キーコー…





どこからか聞こえる音。


周りを見渡すと…




「…公園」





今は夜の11時。

こんな時間に公園でブランコって。


「危ねえだろ…」




そう思い、
公園へ向かう。




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