黒龍





今日会ったばかりの、
名前も年もしらない
その女を抱きしめるなんて。


昔の俺だったら
あり得ないな、なんて
こんな状況でも考えられる。

随分、大人になったな…。





その女は、
俺に抱きしめられながら
ひたすら涙を流してた。




















それが、

俺と楓の出会い。



のちに、
麗の母親になる人との出会い…---




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